今日は大阪の某福祉施設にて演奏予定でしたが、新型コロナ感染急拡大にて中止。ちゅうことで朝からのんびりですわ。
犬散歩済ませて、ひさびさにべランダにて朝食。午前中からビールは背徳感あっていいすね。まあゆうてもノンアルコールなんですけど。
日光チャージで幸せホルモン、セロトニン生成だー。ひとまず今日も元気です。
しばらくライブも人に会う仕事もないので、来月の函館行きまで、自宅にておとなしく過ごしましょかね。三年ぶりの「はこだて国際民俗芸術祭」無事開催されますように。
西沢和弥の雑記録@犬小屋ラボ
さてさて前回の続きでございます。レコーディング現場に持っていったオーディオインターフェイス[パチパチくん]ことApogee ELEMENT88の電源が入らなくて、一日中ドタバタしたっちゅうお話ですね。
夜9時過ぎヘロヘロで自宅に帰って、遅い昼食兼夕食の牛丼食って、今回トラブったパチパチくんをもう一度動作確認。ゆうても20万くらいする機材なので、修理費用も高いかも。怖わ。
現場で撮影スタッフの方が手持ちの同電圧電源アダプターを試しに繋いでみてくれたんですが、その時に「あっ、煙が出ました」と言っていたので、電源ユニットがイカれた可能性高し。いやん。
パチパチくんは見た目は超シンプル。あるのは入出力端子のみ、スイッチ類は一切付いてません。
電源スイッチもないので、まずうちのAC電源ユニットのコンセントに電源プラグを差し込んで、電源ユニットのスイッチをON。うん、やっぱりパチパチくんのパワーランプは消灯したまま。ウンともスンとも言わない。
Thunderbolt端子を自宅作業用のMac miniに繋いでみる。ランプは消灯したまま。
次にMac miniを起動。「カチッ」・・・ん?あ、パチパチくんから何か音した。あっ、赤い電源ランプが点いた。あっ、ランプが緑に変わった!
起動完了したMac miniのディスプレイには、パチパチくんと接続されていることを示すミキサー画面が!!
パチパチくん復活!!やったー!!
しかし、はたしてこれはいったいどういうことでしょう。
そういや思い出したのですが、前述のとおりパチパチくんには電源スイッチがなく、Macの電源オンオフやスリープ状態を感知して、それに連動して自分の電源もオンオフするらしいのです。
で、今回の現場では先にMacが起動した状態でパチパチくんを接続したので、Macの起動状態を認識出来ずに電源ONにならなかったのかも。でもこれまでも起動状態で接続してそのまま認識して電源ONになっていたので、今回はたまたま何かの具合で認識出来なかったのでは。
という事はですよ、昨日、慌てて替えの機材を取りに帰る前に、私が一度、Macの電源を落として再起動さえしていれば・・・。パチパチくんは無事電源ON、私は余裕で下準備完了、のんびり昼飯食いながら演者さんが到着次第、使い慣れた機材でスムーズにリハーサルそしてレコーディング終了、打ち上げでみんなとビール飲んでご機嫌で電車に乗って帰宅、という幸せな未来が待っていたということか。そうか、そうだったのか!?
これはもしかして、やっちまったか。・・・やっちまったな。再起動、トラブル回避の基本やん。
まあ、修理代かからずに済んだだけでもよかったと思うことにしよう。代役の古いインターフェイス、モツ鍋くんことMOTU828mk3firewireが、裏技使えば最新のOSでも動く事もわかったし。(方法知りたい方教えます。おらんか。)
ところで、煙が出たというのはいったい何だったのでしょう・・・。
書いてるうちにてっぺん過ぎたので、すでに昨日のお話でございます。
大阪西田辺にて、ターボー&ムニエルズのMV撮影をするということで、私は楽曲の録音担当として参加してきました。
前日からうちの主力オーディオインターフェイス(音をパソコンに取り込む機材)であるApogee社のELEMENT88(通称パチパチくん。ほんまかいな)をラックから取り外し、現場で使用するシステムを組んでみて動作チェックもして、多少の予定変更にも対処できるよう準備万端で当日を迎え、朝から出動。
今回はマイク類は先方が用意してくれるとのことで、キャリングケース1個に機材をまとめて、打ち上げでお酒飲むことも想定して電車で御出勤なのであります。
午前11時半、現場に到着。素早くMacを立ち上げ、機材も予行演習通り組んで、仕込みも順調。これは昼までに楽勝でセッティング終わって、演者さんが来るまでのんびり出来るなあ。ターボーはすでにビール沢山準備してくれてるし、いひひ。
などと余裕ぶっこいどったわけです。ここまでは。
ところがセッティング中に緊急事態発生!!
前日まで順調に動いていたオーディオインターフェイス、パチパチくんが、Macに繋いでも反応しない!ちゅうか電源ランプすら点かない!!
電源アダプターを他の同電圧機材につないでみたらちゃんと反応があるので、アダプターの異常でも、電源が来てないわけでもなし。
Macやアダプターを何度か抜き差ししてみても、パチパチくんは沈黙したまま。
どうした?パチパチくん!!!死んでしまったのか?パチパチくん!!!
こいつが動かないと、レコーディングどころか、撮影さえ出来ないことになってしまうではあーりませんか。今日のすべてがパーになってしまうということです。困った!本当に困った!!どないしょ。
しゃーない。考えてる時間はない。
いったん家に帰って、替えの機材を持ってくるしか道はないのだ。
ちゅうことで、大阪は天王寺よりさらに南の西田辺から電車に飛び乗り、京都府長岡京市の自宅まで、まだかまだかの1時間半。
部屋に飛込み、今は使っていないオーディオインターフェイス、MOTU社の828MK3 firewire(通称モツ鍋)とヤフオクで入手したものの一度も使ってなかったFocusrite社の中古8chマイクプリ、さらに予備としてFocusrite社のインターフェイスSaffire Pro 26(通称リボンの騎士)等を屋根裏部屋から引っ張りだし、我がビートルくんに大急ぎで積み込み、出発。
結局、クルマか。ああ、打ち上げのビールはもう飲めないけれど、今はそんなことを言っている場合ではないのだ。
高速道路を制限速度でぶっ飛ばして1時間。トータル3時間要して現場に再到着。そしてすぐさまセッティングに取り掛かる。
すでに午後3時。
もう使い方も忘れているレガシーな機材、モツ鍋くん・・・じつは今使っているOSでは本来動かないのを、ドライバーいじって無理矢理動かしてる怪しいやつ・・・を祈るような気持ちでMacに繋いでみる。おお、やった!無事認識!!そして、Protools立ち上げてマイク等を繋いで、録音レベルチェック完了したのが午後4時半過ぎ。。。
大幅に予定が遅れてしまいました。演者の皆様、撮影班の皆様、ほんま申し訳ない。
その後は、モツ鍋くんが触れないくらい超発熱して一度固まったくらいで順調に撮影録音は進み、午後7時頃終了。モツ鍋くん、よう頑張った。おかげで助かった。いやほんま綱渡り。
後片付けして、炭酸水で軽く乾杯して会場を後にし、再度、高速道路を制限速度でぶっ飛ばし、晩御飯どころか昼飯も食ってないことを思い出し、すき家のドライブスルーでWニンニク牛丼中盛買って午後9時過ぎ帰宅。
なんともハードな一日でこざいました。
パチパチくんの修理代金を思うと若干憂鬱にはなるものの、まあ、でも無事録ることが出来てよかった。これにて一件落着。ひとり牛丼&ビールで乾杯なのだ。
・・・ところがこの話には、まだ続きがございまして、、、んー、それはまた次回。パトラッシュ、もう眠いんだ。。。
昨日7月17日、大阪5th Streetでの中川イサトさんの追悼ライブ「中川イサトとお茶の時間」
私にとって憧れの神様みたいな大先輩たちが5thの二階に大集結していて、大画面モニターで三階ホールのステージの様子をやいのやいの言いながら見てはる中、私、いつものアホな曲は一切封印してマジメに演奏、その後、神様たちが「お茶の時間」している二階へ再び戻るという超緊張シチュエーション。ああ、ほんまシビレました。
そしてその神々のイサトさんへの想い溢れた演奏、心に染みました。
出演者スタッフ関係者の皆さん、司会の南かおりさん、仕切りのザビエル大村はん、5th前田さん、イサトさんの御家族の皆様、そしてイサト師匠、おつかれさまでした!ありがとうございました!!
押尾くんともひさびさに会えて嬉しかったです。彼がステージMCでなんか私のことイジってくれてたらしいですが、ちょうどオシッコ行っててまるまる聞き逃した。もうしわけない。
(Topの写真、大村はんからお借りしました。すんませんありがとうございます)